横浜市南区別所、スモールジムHappyBranch代表トレーナーの恩田です。
昨日のブログでは拮抗筋のことを書きました。
今日も少しばかしこの続きを!
まずは昨日のおさらいから。
-------おさらい-------------------------------
筋肉には表と裏があり、表の筋肉と裏の筋肉を拮抗筋と呼ぶ。
この時、表が縮むと裏は緩む。
----------以上----------------------------------
今日はストレッチの観点から拮抗筋のお話をしますね!
ストレッチは身体の柔軟性を高める、関節の可動域を広げることが目的。
そのために筋肉を最高に最大限伸ばす。
最大限に伸ばすためには、伸ばしたい筋肉を脱力する(緩める)ことが大事。
力が入っちゃうと伸びませんからね。
よく、ストレッチする時は力を抜いてって言いますよね。
ただ、力を抜こう、伸ばそうとすると。
ついその筋肉に意識が向きますよね。
例えばこれ。
変な顔しているオッサンが登場(笑)
大腿四頭筋(太ももの表)のストレッチです。
太もも表の筋肉を伸ばしたい。
この時、太ももの表の筋肉の力を抜こう、伸ばそうと意識したとします。
しかし・・・、
実は伸ばそうと意識しても、筋肉って伸びないんです。
逆に筋肉は意識すると収縮するんです。
伸ばそうと意識しているのに縮む??
意味不明ですよね。
え~、この話を説明すると長くなるので、今日は簡単に触れます。
筋肉は脳から送られる電気信号で動きます。
この電気信号は「縮め」としか命令を出せないんです。
そのため、筋肉は意識した瞬間、電気信号が流れて縮むのです。
だからストレッチ中は伸ばしたい筋肉を意識してはいけない。
では、どこを意識するか?
ズバリ、拮抗筋です。
表を伸ばしたければ、裏を意識する。
裏=意識するから縮む
表=裏が縮むと、表(拮抗筋)は緩む
拮抗筋の特性をストレッチに活用します。
だから、先の太もも表のストレッチでは、太もも裏(ハムストリングス)を意識します。
そうすると、太もも表は緩みますので、伸びやすくなります。
こんな感じでストレッチする時は伸ばしたい筋肉ではなくて、その拮抗筋を意識してくださいね!
今日もHappyBranchに来てくれてありがとう!
伸ばしたい筋肉の反対を意識する。
これ、とっても大事なことですからね!