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日本でも認知症薬承認!でも薬の前にまずは正しい生活習慣を!

 

横浜市南区別所、スモールジムHappyBranch代表トレーナーの恩田です。

 

今日の新聞一面に、

「エーザイ認知症薬承認へ レカネマブ、厚労省部会が了承」

の記事が掲載されておりました。

 

アメリカに続き、日本でも認知症薬が承認され、年内には医療現場で使われる見通しとのこと。

レカネマブはアルツハイマーの進行を27%遅らせる効果が確認されており、症状の進行を7.5カ月、病状が軽度な状態を2~3年伸ばせる可能性があるそうです。

認知症患者は2020年600万人、25年には700万人が見込まれており、新薬により患者さん、ご家族の介護負担が軽減されると期待されております。

 

認知症は患者さん本人以上に、家族の負担が大きい病です。

少しでも進行を遅らせられる。

少しでも負担が軽減される。

薬の恩恵には期待が高まりますね。

 

 

その一方で、新薬を年間服用する場合の費用は米国では390万円。

日本では200万円~300万円程度になるのこと。

日本の場合は公的医療保険の適用対象、患者負担は高くないですがその分医療保険の支出が膨らむ見込みです。

財源には限りがありますから私たちが支払う社会保険料の負担が増るかもしれません。

 

患者さん(ご家族)は負担減、医療費は増加。

少しばかり複雑な心境ですね。

 

ただ、何はともあれ認知症薬はとても有り難いこと。

薬はいざという時の拠り所になりますからね。

 

しかし、できれば薬に頼らずに、認知症を患わずに生きたい。

これ、みんなの願いだと思います。

 

そのために!

日々の正しい生活習慣が大切ですね。

正しい生活習慣とは適度な運動・栄養・休養、良い心の状態です。

 

人間は必ず老化します。

いつまでも若くはいられません。

老化すると体力は落ちて、病気にもなりやすくなります。

認知症もそんな病気の一つ。

 

体力を高めるためには適度な運動。

免疫を高めるためには栄養や休養。

そして、ストレスない心。

これらを習慣化すること。

 

現在、特段の慢性的疾患を抱えておらず、運動や栄養、休養を実践できる状態であれば、まずやるべきことは正しい生活習慣を日々繰り返すことです。

 

薬の前に正しい生活習慣!

やれることからはじめていきましょう!

 

今日もHappyBranchに来てくれてありがとう。

正しい生活習慣というときっちりかっちり、あれ食べなきゃ、これ食べちゃダメとか考えがちですが。

そこまで求めちゃうと、ハードルが上がってしまいますので。

まずは、少し散歩するとか、たんぱく質を食べるとか。

出来ることでOKです。