横浜市南区別所、スモールジムHappyBranch代表トレーナーの恩田です。
昨日の日経新聞に
「肥満症薬、11兆円市場争奪 イーライ・リリーなど 美容目的 不適切利用も」
と題した記事が掲載されておりました。
記事によると、
・肥満症薬は米国を中心に急拡大していて、世界市場は2030年には770億ドル(約11兆円)と現在の4倍以上膨らむ見込み
・国民の4割が肥満とされる米国では肥満を原因とした問題が出ていて、心臓病や高血圧の症状が悪化しやすい
・美容目的などの不適切利用も見られる
まず、驚いたのはアメリカ国民の4割が肥満。
半数弱が肥満って本当?
事実だとちょっと多いですよね。
では、日本は?
気になったので調べてみたら、
男性約3割、女性は2割が肥満とのこと。
世界で見ると肥満率は32位で、割合的に少ないようです。
次に気になったのは「美容目的で不適切利用」。
多くの人が痩せたいんですよね。。
そんなに太っていないのに痩せたがる人、多い印象です。
肥満はBMI25以上。
これに該当する人は少し痩せた方が健康的です。
だからと言って、病気でもないのに薬に頼るのは・・・。
治療薬ですから副作用が心配ですね。
栄養バランスや適度な運動などを重視した方が良いです。
逆に、そんなに太っていないのに痩せたがる人。
痩せ過ぎも良くありません。
「BMI23未満(身長160cmで体重がおおよそ59kg以下)の場合、少し体重が多い人よりも死亡リスクが高い」
これ、3000万人以上を対象した複数の研究から明らかになっています。
痩せているのに、もっと痩せたい人は、痩せ過ぎになる可能性大。
要注意です。
太り過ぎ、痩せ過ぎ。
体重管理も、
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」
ですね。
今日もHappyBranchに来てくれてありがとう。
日本人女性の肥満率は2割です。
でも、なぜか多くの女性が痩せたいと言います。
「そこまで気にする必要なし」
データが物語ってますね!