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「クレアチンを始めたいけれど、通販で待つのが面倒。近所のマツキヨで今日買えないだろうか」——ジムの帰りにドラッグストアへ寄って、プロテインの棚を端から端まで探した経験がある人は多いはずです。ところが探しても見つからず、店員さんに聞いても首をかしげられる。あの空振りには、はっきりした理由があります。
結論を先に言います。マツモトキヨシのプライベートブランド「matsukiyo LAB」には、クレアチンを配合した商品が存在します。ただし現在オンラインストアで買えるのはアミノ酸系の複合サプリで、クレアチン量は1袋あたり0.20g。クレアチン単体のパウダーは、マツキヨのPBラインには見当たりません。過去にはクレアチン2,000mgを含むチュアブル錠がありましたが、こちらはオンラインストアで取扱を終了しています。
この記事では、マツキヨで実際に何が買えるのか、店頭在庫を自分で確認する手順、そして「マツキヨで見つからなかったとき」に選ぶべき純クレアチン製品までを、公式サイトの数値だけで整理します。空振りの買い物をもう一度繰り返さないための地図として使ってください。
・マツキヨのPBで買えるクレアチン配合商品と、その配合量
・オンラインストアで店頭在庫を○△×で確認する手順
・クレアチンの摂取量の目安(学会のポジションスタンドの数値)
・マツキヨになかったときに選べる純クレアチン5製品の価格と容量
クレアチンはマツキヨで買えるのか、まず結論から

マツキヨでクレアチンを探すとき、頭に置いておきたい前提が1つあります。それは「クレアチン配合の商品」と「クレアチンのパウダー」は、まったく別のものだということです。この2つを分けて考えると、棚の前で迷う時間がぐっと短くなります。
オンラインストアで「クレアチン」と検索して出てくるもの
マツキヨココカラオンラインストアの商品検索に「クレアチン」と入れても、クレアチンを主成分とする商品は上位に並びません。ヒットするのはティッシュや洗顔料といった別カテゴリの商品で、これは検索エンジンが商品名の部分一致で拾っているためです。つまり、オンラインストアの取扱商品のなかに「クレアチン」を名前に持つ商品が現状ではほぼないということになります。
これは棚づくりの事情から見ると自然な結果です。ドラッグストアの健康食品コーナーは回転率で棚を割り当てるため、購入者が限られる単一成分のスポーツサプリは面積を取りにくい。逆にプロテインドリンクやアミノ酸スティックのように、日常的に買い足す商品が優先されます。
ここでの注意点は、オンラインストアの検索結果が「全国の店舗の在庫」ではないことです。オンラインストアと実店舗では品揃えも価格も異なります。オンラインで見つからなくても、大型店の売り場に他社製品が置かれている可能性はゼロではありません。だからこそ、後述する店舗在庫の確認手順が効いてきます。
PBで唯一クレアチンが入っている「アミノプロ」の中身
現行のmatsukiyo LAB商品でクレアチンの記載があるのは「アミノプロ」です。30包で1,980円(税込)、1包4.2gのスティックタイプで、味はオレンジ風味。クレアチンを含む11種類のアミノ酸に9種類のビタミンを組み合わせた設計で、飲み方は1日1〜3袋を目安に水などの飲料と一緒にそのまま飲む、とされています。
ただし数字を見ると位置づけがはっきりします。1袋4.2gあたりのクレアチンは0.20g、他アミノ酸が0.93g。つまりアミノプロは「BCAAを中心としたアミノ酸補給スティックに、クレアチンが少量添えられている」商品です。1日3袋飲んでもクレアチンの摂取量は0.6g前後にとどまります。
使いどころとしては、運動中の水分補給に混ぜたい人や、粉末を計量するのが面倒な人に向きます。一方で、クレアチンを主目的に選ぶ商品ではありません。この違いを知らずに「マツキヨでクレアチンを買った」と満足してしまうのが、最初につまずきやすいポイントです。
純クレアチンのパウダーを狙うなら通販が現実的
クレアチンモノハイドレートの粉を1袋買いたい——という目的なら、マツキヨの棚を探し回るより通販に切り替えたほうが早く済みます。後の章で挙げるDNS、GronG、VALXなどはいずれもメーカー公式ショップで内容量と栄養成分を公開しており、1食あたりのクレアチン量まで確認したうえで買えます。
理由はシンプルで、純クレアチンはスポーツ栄養の専門ブランドが主戦場にしている領域だからです。ドラッグストアのPBは「日常的に運動する人」を想定した設計で、クレアチンのように用量と期間を管理して使う成分は、専門ブランドのほうが情報も選択肢も充実しています。
一方で通販にも弱点はあります。今日ジムに行く前に手に入らないこと、そして初回は送料や最低購入額を気にする必要があることです。急ぎなら、まずマツキヨの在庫確認機能で近所の店舗を当たり、なければ通販に切り替える——この二段構えが時間の無駄を減らします。
マツキヨのPBで買えるクレアチン配合品は「アミノプロ」(30包1,980円)で、クレアチンは1袋0.20g。クレアチンそのものを狙うなら通販の純クレアチンパウダーが素直な選択になります。
取扱終了した「HMB3000 withクレアチン」が教えてくれること
マツキヨでクレアチンを検索すると、いまだに情報が引っかかるのが「matsukiyo LAB HMB3000withクレアチン 90粒」です。この商品の中身を見ておくと、ドラッグストアがクレアチンをどう扱ってきたかがよくわかります。
6粒でクレアチン2,000mg・HMBCa 3,000mgという設計
この商品は2019年5月11日に、matsukiyo LABの「アスリートライン」として発売されました。90粒入りで本体価格1,980円(税抜)、税込2,138円。栄養成分表示は6粒10.8g当たりでエネルギー37.26kcal、たんぱく質5.62g、HMBCa 3000mg、クレアチン2000mgとなっています。
設計思想は名前のとおりで、主役はHMBです。クレアチンは併せて摂れる副成分という位置づけで、1日4〜6粒を目安にそのまま噛む使い方が案内されていました。原材料は還元麦芽糖水飴、HMBCa、クレアチンモノハイドレートの順に並び、甘味料としてステビアとアスパルテームが使われています。
ここで押さえたいのは、6粒で2,000mg=2gという数字の意味です。パウダー製品が1食5gを目安にしているのに対し、この商品は6粒噛んでも2g。手軽さと引き換えに、クレアチンとしての量は控えめでした。
| 商品名 | matsukiyo LAB HMB3000withクレアチン 90粒 |
| 形状・味 | 噛んで摂るチュアブルタイプ/レモンヨーグルト味 |
| 6粒10.8g当たり | HMBCa 3000mg/クレアチン 2000mg/たんぱく質5.62g |
| 価格 | 本体1,980円(税抜)/税込2,138円 |
| 現在の状況 | 商品ページに「オンラインストアでは取扱を終了した商品です。」と表示 |

チュアブルという形が合っていた人、合わなかった人
噛んで摂れる形には、はっきりした利点があります。シェイカーも水も要らず、ジムのロッカー前やクルマの中でそのまま口に入れられる。粉末が苦手な人、外出先で飲む機会が多い人にとって、この手軽さは代えがたいものでした。
反面、弱点も明確でした。1回に6粒を噛む必要があり、レモンヨーグルト味の酸味やタブレットの大きさが合わないという声は購入者レビューにも残っています。パウダーなら水に溶かして一息で終わるところを、噛むという動作が毎日発生するわけです。
もう1つ、コスト面の構造も見ておく価値があります。90粒入りで1日6粒なら15日で使い切る計算になり、続けるなら月に2袋が必要でした。クレアチンを継続して摂る目的で選ぶと、パウダー製品より割高になりやすかったのです。
失敗パターン①:HMB配合品を純クレアチンと勘違いして買う
この商品名で最も起きやすい取り違えが「クレアチンを買ったつもりが、実はHMB主体の商品だった」というケースです。パッケージに「withクレアチン」と書いてあれば、クレアチンサプリだと読んでしまうのは無理もありません。
原因は、商品名の読み方にあります。サプリメントの命名は「主成分+補助成分」の順が基本で、「HMB3000 withクレアチン」なら主役はHMB3000mgのほう。栄養成分表示を見れば、クレアチンが2000mgと後ろに書かれていることで確認できます。
対策はシンプルで、パッケージ表面ではなく裏面の栄養成分表示を1回見ること。1回分(何粒・何g)あたりのクレアチン量が何mgと書かれているかを確かめれば、それが主目的に合う商品かどうかは数秒で判断できます。この癖をつけておくと、ドラッグストアでもECサイトでも間違いが減ります。
マツキヨのスポーツ売り場は2026年に姿を変えた

「昔はマツキヨにもクレアチン入りのサプリがあったのに」という感覚は、思い違いではありません。matsukiyo LABのスポーツ系ラインは、2026年に大きく組み替えられています。
アスリートラインから「PERFORMA-X」へ
マツキヨココカラ&カンパニーが2026年4月24日に出したリリースで、matsukiyo LABの「アスリートライン」を「PERFORMA-X(パフォーマエックス)」へ刷新することが発表されました。2018年から続いた管理栄養士監修のシリーズが、ブランド名ごと切り替わったかたちです。
ブランド刷新は、単なる名前の変更にとどまりません。取り扱う成分の優先順位、パッケージ、認証の取り方まで含めて設計が見直されるため、旧ラインの商品が入れ替わるのは自然な流れです。「HMB3000 withクレアチン」がオンラインストアで取扱終了になっているのも、この文脈で理解できます。
読者側の実務としては、ネット上に残る「マツキヨにこの商品がある」という古い情報を、そのまま信じないことが大事になります。ドラッグストアのPBは商品サイクルが速く、数年前の紹介記事はすでに現状と食い違っている可能性が高いためです。
新ラインの主力を見ると方向性が読める
PERFORMA-Xの立ち上げに合わせて発売されたのが「matsukiyo LAB CPI ハイドロプロテイン」です。900gで税込5,378円、フレーバーはレモンとミックスベリーの2種類で、タンパク質含有率は約90%と案内されています。販売は全国のマツモトキヨシグループ、ココカラファイングループ店舗(一部除く)および自社オンラインストアです。
注目したいのは認証で、従来の「インフォームドチョイス」から「インフォームドスポーツ」へ格上げされています。競技者が使うことを前提にした品質保証を前に出した構成で、リリースにクレアチン配合の記載はありません。つまり新ラインの軸はタンパク質側にあり、クレアチンは主戦場から外れているということです。
この方向性を踏まえると、マツキヨの棚でクレアチンを探し続けるのは分の悪い賭けになります。プロテインやEAAを買うならPBの選択肢が増えている一方、クレアチンについては専門ブランドに当たったほうが早い、という整理になります。
インフォームドチョイス/インフォームドスポーツ=英国LGC社が運営する国際的なアンチドーピング認証。世界アンチドーピング機構が禁止する物質など250種類以上を検査し、認証取得後も月1回の抜き打ち検査がおこなわれる仕組みです。
クレアピュア®=クレアチンモノハイドレートの原料ブランド名。DNS・GronG・VALXなどが採用しており、原材料欄や商品説明に明記されます。
実は、ドラッグストアが単成分サプリを置きたがらない理由
意外と知られていないのですが、ドラッグストアがクレアチン単体を置きにくいのは「売れないから」だけではありません。単成分のスポーツサプリは、購入者が用量と期間を自分で管理する前提の商品だからです。
ドラッグストアは薬剤師・登録販売者が常駐し、購入者から使い方を聞かれる場所です。1日何g、何日間、どう飲むか——という質問に店頭で毎回対応する必要がある商品は、運営コストがかかります。「1日1袋」で完結するスティックや、「1日2粒」で終わるタブレットのほうが、店舗運営とは相性がいいわけです。
この構造を知っていると、探す場所の見当がつけやすくなります。クレアチン単体を店頭で探すなら、大型のスポーツ用品店やジム併設ショップのほうが確率が高い。ドラッグストアはプロテイン・アミノ酸・ビタミンといった「毎日買い足す層がいる棚」に強い、という住み分けです。
店頭在庫を自分で確かめる手順を覚えておく
「近所の店にあるかどうか」を、店まで行かずに調べる方法があります。マツキヨココカラオンラインストアの店舗在庫表示です。クレアチンに限らず、PB商品を店頭で買いたいときにそのまま使える手順なので、一度覚えておくと便利です。
マイストア登録から在庫表示までの流れ
公式FAQによると、この機能は「マイストア」に登録した店舗について、オンラインストア上で店舗の在庫を確認できるというものです。手順は、まずオンラインストアでよく使う店舗をマイストアに登録し、次に見たい商品の商品詳細画面から「店舗の在庫情報はこちら」をタップします。すると、登録した店舗の在庫状況が表示されます。
ポイントは、商品ページ側から在庫を見に行く導線になっていることです。「クレアチンが置いてある店舗を探す」という検索はできず、「この商品が、この店にあるか」を確認する仕組みだと理解しておくと迷いません。だからこそ、先に商品を特定しておくことが前提になります。
注意点として、店舗で取り扱っている医薬品の在庫はオンラインストア上で確認できず、在庫表示は「ー」になります。健康食品やサプリメントは対象ですが、医薬品カテゴリの商品を調べようとしても答えは返ってこない、と覚えておいてください。
○・△・×の読み方と、当てにしすぎない距離感
在庫は3段階で表示されます。○が店舗在庫あり、△が店舗在庫残りわずか、×が店舗在庫なしです。FAQには「最新の情報を表示しておりますが、タイミングによっては品切れの場合もございます」との注意書きもあります。
実務的には、○なら向かう価値がある、△なら電話で取り置きを相談するか別店舗も確認する、×なら通販に切り替える——という判断で使うのが現実的です。△の状態でクルマを出して空振りするのが、いちばん時間を失うパターンだからです。
もう1つの使い方として、複数店舗をマイストアに登録しておくと比較が楽になります。生活圏に2〜3店舗ある人なら、往復の手間を1回の画面確認で減らせます。この機能のFAQは2024年3月26日に初回掲載され、2025年5月6日に更新されているので、画面の見た目が変わっている場合は公式FAQを見るのが確実です。
在庫表示の○△×はリアルタイムに近い情報ですが、公式FAQも「タイミングによっては品切れの場合もございます」と明記しています。遠方の店舗に向かう前は、電話で在庫と取り置きの可否を確認しておくと空振りを防げます。
オンラインで買うなら送料無料ラインを意識する
店頭に在庫がなく、マツキヨのオンラインストアで注文する場合は、送料の扱いを先に確認しておくと総額が読めます。マツキヨココカラオンラインストアは2026年7月に送料無料ラインを2,480円へ改定する告知を出しています。
サプリメントは1点だと送料無料ラインに届かないことがあり、日用品をまとめて買って条件を満たす、という買い方が現実的になります。逆にいえば、1点だけを急いで買うならドラッグストア以外の通販も比較対象に入れたほうがいい、という判断材料にもなります。
注意したいのは、オンラインストアの価格と店頭価格が同じとは限らないことです。商品ページにも「上記の価格はオンラインストアでの販売価格となります。お店の価格と異なる場合があります」という但し書きがあります。店頭の値札とネットの表示が違っても、それは仕様どおりです。
クレアチンは1日どれくらい摂るものなのか
商品を選ぶ前に、必要な量を知っておくと失敗が減ります。「何gを何日分買えばいいか」が決まらないまま容量だけで選ぶと、途中で切らすか、余らせるかのどちらかになるからです。ここでは学会のポジションスタンドと公的ガイドの数値を確認します。
ローディングは1日20g×5〜7日、その後は3〜5g
国際スポーツ栄養学会(ISSN)のクレアチンに関するポジションスタンド(Kreider RB, et al. 2017)では、クレアチンモノハイドレート5g(または体重1kgあたり約0.3g)を1日4回、5〜7日間摂るローディング法が示されています。その後の維持量は1日3〜5gで、体格の大きいアスリートは1日5〜10g必要な場合もあるとされています。
この数字を商品選びに落とすと見通しが良くなります。維持量5gで毎日続けるなら、150gの製品はおよそ30回分、200gなら40回分。DNSが「200g(40回分)」、VALXが「150g(約30回分)」と表記しているのは、この5gという単位が業界の共通言語になっているためです。
ローディング期を入れるかどうかで初月の消費量は変わります。最初の1週間を1日20gで走ると、それだけで140g前後を使う計算になり、150gの袋は1週間で空きます。「ローディングをやるなら容量の大きい袋を選ぶ」という判断が、ここで初めて意味を持ちます。
ローディングをしない選び方もある
ローディングは必須の手順ではありません。ゴールドジムの公式商品説明でも、最初の5日間は1日4回5gずつ(合計20g)、その後は1日2〜5gという案内をしたうえで、28日後に筋肉内のクレアチン濃度が高まるとされる、という説明を添えています。急いで満たすか、時間をかけて満たすかの違いです。
使い分けの目安としては、大会や測定会など期日が決まっている人はローディングを検討する価値があり、期日のない人は維持量から始めても構いません。1日1回で済むほうが習慣として続けやすく、粉の消費も緩やかになります。
注意点は、ローディング期に1日20gを一度に飲もうとしないことです。ISSNのプロトコルも5gを1日4回に分けており、まとめて摂る前提にはなっていません。分けて飲む手間を負えないなら、最初から維持量で始めたほうが現実的です。
体重が増えても、それは脂肪がついたわけではない
ISSNのポジションスタンドでは、健康な人および乳児から高齢者までの複数の患者集団において、短期・長期(1日30gまで5年間)の摂取は安全で忍容性が高いとされ、一貫して報告される副作用は体重増加のみとまとめられています。
クレアチンで体重計の数字が動いたとき、それを見て中断してしまう人がいます。しかし体重の増減には水分の出入りが大きく関わり、短期の変動をそのまま脂肪の増減と読むことはできません。増減の解釈は、筋トレを続けるうえで何度も出てくるテーマです。

久しぶりにスクワットを追い込んだ翌朝、階段を降りるのがつらいうえに、体重計の数字まで増えている。「痛い思いをして、なぜ太るのか」と手が止まった経験は、筋トレを始…
とはいえ、体重が競技成績に直結する階級制スポーツや、減量中で体重管理がシビアな人にとっては、この体重増加が無視できない要素になります。自分の目的が「重さを増やしたくない」側にあるなら、導入するタイミングを選ぶ判断も必要です。
サプリより先に、週2〜3日の筋トレが土台になる
クレアチンは食品であり、トレーニングと食事があって初めて意味を持ちます。厚生労働省 e-ヘルスネットが公開する「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」の情報シートでは、成人および高齢者に筋トレを週2〜3日実施することを推奨しています。
同シートでは、筋トレによって筋力向上・身体機能改善・骨密度向上が確認され、高齢者の転倒・骨折リスク低減につながること、筋トレ実施者は非実施者と比べて総死亡リスクが10〜17%低く、心血管疾患・全がん・糖尿病・肺がんの発症リスクも低いことが報告されています。有酸素性の身体活動と組み合わせると、総死亡および心血管死亡、全がん死亡のリスクが低いという報告も紹介されています。
順番を間違えないことが大切です。週1回のトレーニングでサプリだけ足しても、土台がありません。まず週2〜3日の頻度を作り、それが習慣になってからクレアチンを検討する——この順番なら、買った粉を無駄にせずに済みます。
マツキヨになければ、この5製品から選べばいい
ここからは、メーカー公式ショップで内容量・価格・栄養成分が確認できる純クレアチン製品を並べます。すべて公式サイトの表示値で、筋トレの教科書調べとして比較表にまとめました。価格は改定される可能性があるため、購入前に公式ページで最新の表示を確認してください。
| 製品 | 内容量/回数分 | 公式価格(税込) | 原料・特記 |
|---|---|---|---|
| DNS クレアチン | 200g(40回分) | 3,110円 | クレアピュア®採用/5gあたりクレアチン・モノハイドレート4.99g |
| GronG クレアチン モノハイドレート パウダー クレアピュア | 150g/500g | 1,980円/5,280円 | クレアピュア99.9%/インフォームドチョイス取得 |
| VALX クレアチンパウダー PRO | 150g(約30回分) | 2,680円 | ドイツ製クレアチンモノハイドレート/5gあたり4.99g |
| ゴールドジム クレアチンパウダー | 300g/500g | 4,536円/7,020円 | ローディング期・メンテナンス期の摂取例を公式に明記 |
| マイプロテイン Impact クレアチンモノハイドレート | 500g | 通常価格 5,250円(セール変動あり) | 1回3.4gでクレアチン3.0g/原材料はクレアチンモノハイドレートのみ |
DNS クレアチン 200g:回数分が明記されていて計算しやすい
DNS公式オンラインショップの表示では、200g(40回分)で通常価格は税込3,110円。1食5gあたりエネルギー18kcal、たんぱく質4.4g、クレアチン・モノハイドレート4.99gで、原材料はクレアチン・モノハイドレートのみです。原料にはクレアピュア®を採用しています。
この製品の使いやすさは「40回分」という表記にあります。維持量5gで毎日続けるなら約40日分と読めるので、次の注文タイミングを決めやすい。数字で管理したい人には扱いやすい設計です。
摂取方法も公式に明記されており、1日5gを目安にジュースや水と一緒に、糖質と一緒の摂取が推奨されています。トレーニング後にプロテインパウダーと一緒に水に溶かす飲み方も案内されています。デメリットを挙げるなら、200gという容量はローディングをする人には短命で、初月から追加購入が必要になる点です。
40回分と明記されていて次の補充時期まで読めるクレアピュア採用の1袋▼
GronG クレアピュア:認証つきで容量が選べる
GronG公式ショップの「クレアチン モノハイドレート パウダー クレアピュア」は150gが税込1,980円、500gが税込5,280円。原材料はクレアチンモノハイドレートのみで、高純度のクレアピュアを99.9%使用と記載されています。5gあたりエネルギー18kcal、たんぱく質4.4g、脂質0g、炭水化物0g、食塩相当量0.002gです。
選ぶ理由になりやすいのが、アンチドーピング認証です。公式ニュース(2025年3月28日付)で、クレアチンモノハイドレート パウダーがインフォームドチョイスを取得したことが公表されています。検査対象は世界アンチドーピング機構が禁止する物質など250種類以上で、取得後も月1回の抜き打ち検査があるとされています。
使い分けとしては、まず試したい人は150g、ローディングを予定している人や毎日続ける前提の人は500gが素直です。注意点は、容量が大きいほど開封後の保管期間が長くなること。湿気を避けて密閉し、付属スプーンを濡れた手で扱わないといった基本は守りたいところです。
VALX クレアチンパウダー PRO:1食あたりの成分が明快
VALX公式ショップの「クレアチンパウダー PRO(クレアピュア)」は150g(約30回分)で税込2,680円。原材料はクレアチンモノハイドレート(ドイツ製)で、1食5g当たりエネルギー17.6kcal、たんぱく質4.4g、脂質0g、炭水化物0g、食塩相当量0.002g、クレアチンモノハイドレート4.99gと表示されています。
飲み方も公式に具体的で、1日あたり付属スプーン2杯程度(約5g)を目安に、水やスポーツドリンクなどに混ぜて摂取するとされています。「スプーン何杯で5gになるか」が書かれていると、キッチンスケールを出さずに済むので続けやすくなります。
他社との違いは容量の刻みです。150gという単一容量なので、ローディングを組む人には物足りない可能性があります。一方で、初めてクレアチンを試す人にとっては手が出しやすいサイズで、合わなかったときの損失も小さく済みます。
ゴールドジムとマイプロテイン:容量重視ならこの2択
ゴールドジムのクレアチンパウダーは300gが税込4,536円、500gが税込7,020円。原材料はクレアチンモノハイドレートで、摂取量は添付スプーン山盛り1杯〜1杯強(約3〜5g)を1日1回とされています。公式にローディング期(最初の5日間は1日4回5gずつ、合計20g)とメンテナンス期(1日2〜5g)の両方が書かれているのは、初めて使う人には親切な設計です。
マイプロテインのImpact クレアチンモノハイドレート パウダーは500gで、公式の通常価格は5,250円。1回分は3.4g(スクープ約1杯)を250mlの水に溶かしてシェイクし、運動前または運動後に1日1回という案内で、1日3.4gあたりのクレアチン含有量は3.0gと表示されています。原材料はクレアチンモノハイドレートのみですが、乳成分を含む製品と共通設備で製造されている点は確認しておきたいところです。
この2つの注意点は価格の変動幅です。とくにマイプロテインはセール価格が頻繁に動くため、通常価格をそのまま予算に置くと実際の支払額とずれます。同社製品の飲み方をまとめた記事もあるので、初めて使うなら合わせて読んでおくと迷いが減ります。

マイプロテインの袋を開けて、まず手が止まるのが「粉は何杯? 水はどれくらい?」という一点です。付属のスクープは思ったより大きく、袋の裏の表記は製品ごとに違い、ネ…
| こんな人 | 向いている選択 | 理由 |
|---|---|---|
| 今日マツキヨで何か買いたい | matsukiyo LAB アミノプロ | PBで入手しやすい。ただしクレアチンは1袋0.20g |
| まず少量で試したい | GronG 150g/VALX 150g | 約30回分。合わなくても損失が小さい |
| ローディングから始めたい | GronG 500g/ゴールドジム 500g | 初週で消費量が跳ねるため容量に余裕が要る |
| 競技に出る予定がある | 認証を取得した製品 | 禁止物質の検査を受けた製品を選べる |
買う前に押さえておきたい4つの注意点
クレアチンは扱いがシンプルな成分ですが、それでもつまずきどころはあります。買う前に知っておけば避けられるものを4つ挙げます。
失敗パターン②:容量を決めずに買って1週間で切らす
2つ目に多い失敗が「ローディングをやると決めていたのに、150gの袋を1つだけ買った」というケースです。1日20gを5〜7日続けると初週だけで100g以上を消費するため、袋はすぐに空きます。
原因は、購入時に「何gを何日分使うか」を計算していないことです。維持量だけなら1日5gなので150gで約30日分ですが、ローディングを挟むとその前提が崩れます。回数分の表記は維持量ベースで書かれていることが多い、と知っておくとズレに気づけます。
対策は、買う前に紙でもスマホのメモでもいいので、初月の必要量を出しておくことです。ローディングをするなら初月は多め、しないなら維持量×日数。これを先に決めておけば、容量選びで迷いませんし、途中で切らして中断することもありません。
溶け残りと飲むタイミングでつまずかない
クレアチンモノハイドレートは水に溶けにくく、コップの底に白く残ることがあります。DNSは1日5gを目安にジュースや水と一緒に、とくに糖質と一緒の摂取を推奨しており、トレーニング後にプロテインパウダーと一緒にシェイカーで水に溶かす飲み方も案内しています。プロテインと一緒に振ってしまうのは、手間を1回に減らす意味でも合理的です。
マイプロテインは3.4gを250mlの水に溶かしてシェイクし、運動前または運動後に1日1回という案内で、VALXは水やスポーツドリンクなどに混ぜる方法を示しています。メーカーによって推奨する水分量や飲料が違うので、まず手元の製品の記載に従うのが確実です。
シェイカーは目盛りがついているものを選ぶと、水量を毎回同じにできて溶け具合が安定します。どこで買えるかを含めて道具側から整理した記事もあります。

プロテインを買ったのに、シェイカーだけが手元にない。この状態で困るのは「今日の1杯」をどうするかです。粉をコップで混ぜればダマが残り、飲み終わりに底のかたまりが…
競技に出る人はアンチ・ドーピングの前提を確認する
日本アンチ・ドーピング機構(JADA)は、サプリメントについて重要な整理を公開しています。サプリメントは医薬品とは異なり法律上は「食品」に分類され、そのためすべての原材料の記載義務がないこと。ラベルやパッケージに表示されていない物質が、その製品に含まれている可能性があること。
そして最も重い指摘が責任の所在です。表示されていない物質が原因でルール違反になった場合でも、アスリートはその責任を自身でとらなくてはならない、とされています。JADAは使用前に「どのような目的で使用するのか」「その目的に対してサプリメント使用がベストな方法か」を検討し、Food First(食事第一)で栄養素を摂取することを推奨しています。
競技に出る予定がある人は、この前提を踏まえたうえで、インフォームドチョイスやインフォームドスポーツのような第三者検査を受けた製品を選ぶという考え方になります。認証があれば絶対に問題が起きないというものではありませんが、判断材料として使える情報です。
体質・体調に不安があるときの線引き
製品パッケージには、メーカーが明記している注意事項があります。matsukiyo LABのチュアブル商品の場合、乳幼児の手の届かないところに置くこと、食物アレルギーのある方は原材料を確認すること、治療中・妊娠中・授乳中の方は召し上がる前に医師と相談すること、1日の摂取目安量を基準に過剰摂取にならないよう注意することが記載されていました。
体に異常を感じた場合は直ちに使用を中止する、という記載も共通しています。サプリメントは食品なので、合わないと感じたら続ける理由はありません。気になる症状があるときは、自己判断で量を調整するのではなく医療機関に相談してください。
また、持病がある人や薬を飲んでいる人が新しいサプリメントを始める場合は、かかりつけの医師・薬剤師に一度確認するのが安全です。マツキヨのような調剤併設のドラッグストアなら、その場で薬剤師に相談できるという利点もあります。
まとめ:マツキヨで探す前に、必要な量から逆算する
マツキヨでクレアチンを探して空振りする人が多いのは、探し方ではなく前提の問題です。matsukiyo LABは2026年に「PERFORMA-X」へ刷新され、新ラインの主力はタンパク質側にあります。クレアチンを主目的にするなら、専門ブランドの純クレアチンに当たったほうが、価格も成分も比べやすい。最初の一歩としては、自分が維持量だけで始めるのか、ローディングから入るのかを決めてください。そこが決まれば、150gか500gかという容量選びは自動的に答えが出ます。
※本記事の価格・内容量・成分は各社公式サイトの表示に基づきます。価格改定やリニューアルがあるため、購入前に最新情報は公式サイトでご確認ください。

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