マイプロテインピーチティーは2種類|ミルク系Impactと透明クリアの違いを公式値で比較

マイプロテインピーチティーは2種類|ミルク系Impactと透明クリアの違いを公式値で比較のアイキャッチ画像

「マイプロテインのピーチティーって、どんな味なんだろう」「検索すると透明なものと白いものが出てきて、どれを買えばいいのか分からない」。フレーバーの多いマイプロテインでは、こうした迷い方をする人が少なくありません。とくにピーチティーは、同じ名前のフレーバーが中身の違う2つの製品にあるので、ここで選び間違えると「思っていた味と違う」となりがちです。

先に結論をお伝えすると、マイプロテインのピーチティーはミルク感のあるWPCの「Impact ホエイ プロテイン」と、透明でジュース寄りの「クリア ホエイ プロテイン」の2種類です。水でも牛乳でも作れて1食あたりのコストを抑えたいならImpact、牛乳を使わずさっぱり飲みたいならクリア、というのが基本の分け方になります。

この記事では、両方の原材料・栄養成分・価格をマイプロテイン公式サイトの表示から整理し、1食あたりのコスト、失敗しない作り方、買う前に気をつけたい点まで順番に解説します。ジムの売り場で「どっちにします?」と聞かれたときに即答できるレベルを目指して、数字で比べていきましょう。

💪 この記事でわかること

・ピーチティーがある2製品(Impact/クリア)の中身の違い
・公式表示の栄養成分と、1食あたりのコスト比較
・濁る・泡立つ・飽きるといった失敗を避ける作り方と買い方
・目的別に、どちらのピーチティーを選べばよいか

目次

マイプロテインピーチティーは「Impact」と「クリア」の2種類ある

マイプロテインピーチティーは「Impact」と「クリア」の2種類あるの解説画像

同じ「ピーチティー」でも製品の土台がまったく違う

最初に押さえておきたいのは、ピーチティーは「味の名前」であって「製品の名前」ではない、という点です。マイプロテイン公式サイトでは、定番のImpact ホエイ プロテインのフレーバー一覧にもピーチティーがあり、透明タイプのクリア ホエイ プロテインにもピーチティーがあります。

理由は原料の違いです。Impactはホエイプロテインコンセントレート(WPC)が97%、クリアは加水分解ホエイプロテインが96%という構成で、同じホエイ由来でも加工の段階が異なります。WPCは乳のコクが残るぶん「ミルクティー寄り」、クリアは加水分解で透明になるぶん「アイスティー寄り」の飲み口になります。

通販サイトのレビューを読むときも、どちらの製品についての感想なのかを必ず確認してください。「ジュースみたい」という口コミはクリア、「まろやか」という口コミはImpactについて書かれていることが多く、混ぜて読むと印象がちぐはぐになります。

注意したいのは、ECモールの商品名が「ピーチティー 1kg」のように省略されている場合です。容量の表記(Impactは1kgや2.5kg、クリアは875g)でも見分けられるので、カートに入れる前に一度確認しておくと安心です。

Impactのピーチティーは「ミルクティー+桃」の方向性

Impact ホエイ プロテインのピーチティーは、公式サイトで「ミルクティーにピーチの果実感をプラスしたピーチティー」と説明されています。味の土台は紅茶ラテで、そこに桃の香りが乗るイメージです。

根拠となるのは原材料表示で、ホエイプロテインコンセントレート(乳成分、大豆)(97%)と、香料調製品(香料、甘味料(スクラロース))というシンプルな構成です。果汁や紅茶の茶葉そのものは入っておらず、風味は香料で作られています。公式の説明も「甘すぎずすっきりした味わい」「ジュース感覚ですっきり飲める」という評価を紹介しています。

チョコレートやミルクティーのような濃い味が続いて飽きた人、甘いフレーバーが苦手な人の「2袋目」として選ばれやすいポジションです。水で作るとあっさり、牛乳で作ると乳のコクが加わってピーチミルクティーに近づくので、1袋で2通りの飲み方ができます。

一方で、香料で作る桃の風味なので、桃のジュースのような果肉感を期待すると物足りなく感じる可能性があります。「紅茶ラテに桃の香りがする」くらいの期待値で選ぶのがちょうどよいでしょう。

クリアのピーチティーは「透明なアイスティー」の方向性

クリア ホエイ プロテインのピーチティーは、公式サイトで「透明でジュースのような口当たり」と紹介されている製品です。見た目も味も、一般的なプロテインよりペットボトルのフレーバーティーに近い仕上がりです。

原材料は加水分解ホエイプロテイン(乳成分)(96%)に、香料、酸味料(クエン酸)、pH調整剤(リン酸)、消泡剤、甘味料(スクラロース)という構成です。Impactにはない酸味料が入っているのがポイントで、これが後味をすっきりさせる役割を持っています。

トレーニング中や直後の水分補給を兼ねたい人、牛乳の後味が苦手な人に向いています。公式サイトの飲むタイミングの目安でも「トレーニング中〜直後」「朝の1杯」が挙げられていて、ジュース感覚で飲める点が推されています。

注意点は、ミルク系プロテインの「飲みごたえ」はないことです。間食代わりに満足感を求める場合は、Impactのほうが合う人もいます。また、泡立ちやすい性質があるので、作り方にはちょっとしたコツが必要です(詳しくは後半で解説します)。

📖 用語チェック

WPC=ホエイプロテインコンセントレート。乳清を膜でろ過して濃縮したもので、たんぱく質含有率は約80%。乳糖や脂質が一定量残る。
WPI=ホエイプロテインアイソレート。さらにろ過・イオン交換を経て、たんぱく質含有率を90%以上に高めたもの。
WPH=加水分解ホエイプロテイン。ホエイを加水分解してペプチド状にしたもの。クリア ホエイ プロテインはこのタイプ。

Impactホエイのピーチティーは何が入っていて、何g摂れる?

原材料はWPC97%+香料・甘味料のシンプル構成

Impactのピーチティーは、原材料の大半がWPCで占められたシンプルな配合です。公式の原材料表示は「ホエイプロテインコンセントレート(乳成分、大豆)(97%)、香料調製品(香料、甘味料(スクラロース))」となっています。

比較すると分かりやすいのですが、Impactのほかのフレーバーには乳化剤(大豆レシチン)やココアパウダー、着色料などが加わるものもあります。ピーチティーは香料調製品だけで味を作っているため、WPCの割合が97%と高めです。チョコレート系フレーバーではWPCの割合が91%前後のものが多く、ピーチティーは「プロテイン原料の比率が高い側」のフレーバーといえます。

原材料をできるだけシンプルにしたい人や、ココア系の風味が苦手な人には選びやすい構成です。着色料が入っていないので、水で作ったときの色味も淡いベージュ系になります。

注意点として、アレルゲン表示に「乳成分、大豆」が入っています。乳・大豆にアレルギーがある人は避けてください。また、原材料の配合比は製造ロットやリニューアルで変わることがあるため、購入時は届いた袋の裏面表示を確認する習慣をつけておくと安心です。

公式の栄養成分表はノンフレーバー基準で「1食30gでたんぱく質23g」

Impactの栄養成分について、公式サイトに掲載されている表はノンフレーバーの値です。1食30g(1スクープ)あたり、エネルギー114kcal、たんぱく質23g、脂質1.9g、炭水化物1.8g、糖類1.5g、食塩相当量0.14gと記載されています。

ここで大事なのは、公式が「他のフレーバーの場合は栄養価が異なる場合があります」と明記している点です。香料や甘味料が入るぶん、ピーチティーの数値はノンフレーバーと完全には一致しません。実際、公式の商品説明文ではたんぱく質の量を「1食あたり21g」と表記しています。フレーバー付きの製品を選ぶときは、ノンフレーバーの23gではなく、この21g前後を目安に考えるのが安全です。

比較の目安として、厚生労働省の日本人の食事摂取基準(2025年版)では、たんぱく質の推奨量は18〜64歳男性で65g、18歳以上女性で50gとされています。プロテイン1杯は、食事で足りない分を補う位置づけと考えてください。

注意点は、栄養成分の「表示の出どころ」を混同しないことです。ブログやECモールには袋の裏面を撮影した数値が載っていることもありますが、リニューアルの前後で値が変わっている可能性があります。最終的には手元の袋の表示を正としてください。

📋 スペックカード:Impact ホエイ プロテイン ピーチティー
種類 WPC(ホエイプロテインコンセントレート)97%
1食の量 30g(1スクープ)
たんぱく質 商品説明上は1食あたり21g(ノンフレーバーの栄養成分表では23g)
お召し上がり方 25~30gを250mlの水または牛乳に混ぜる
公式価格(1kg・33食分) 5,590円(通常価格7,975円)

2025年上半期の人気ランキングは7位というポジション

マイプロテイン公式の2025年上半期 Impactホエイプロテイン人気フレーバーランキングで、ピーチティーは7位に入っています。1位ナチュラルチョコレート、2位ヨーグルト、3位ストロベリークリーム、4位ミルクティー、5位黒糖ミルクティー、6位チョコレートブラウニーに続く順位です。

40種類以上あるフレーバーの中でトップ10に入っているということは、「一度試して終わり」ではなく、リピートされている味だと読み取れます。上位6つがチョコ系・乳製品系・ミルクティー系で占められている中、フルーツティー系で入っているのはピーチティーだけです。

こうした順位は、「最初の1袋は定番のチョコかヨーグルト、2袋目で気分を変えたい」という人の選択肢として参考になります。ミルクティー系が好きだけれど甘さを少し抑えたい人にとっては、ミルクティーと黒糖ミルクティーの間にある選択肢として検討しやすいでしょう。

ただし、ランキングは「好みが合う人が多い」ことを示すだけで、あなたの舌に合うかは別問題です。順位だけで大袋を買うのではなく、最初は小さいサイズから試すことをおすすめします(サイズ別の価格は後ほど表で比べます)。

あわせて読みたい
マイプロテインのミルクティーは3種類|紅茶エキス6%と黒糖の違いを公式栄養値で解説
マイプロテインでミルクティー味を買おうと商品ページを開いたら、「ミルクティー」「黒糖ミルクティー」「桜ミルクティー」「リッチ ミルクティー」と似た名前が並んでい…

透明なクリアホエイのピーチティーは何が違う?

透明なクリアホエイのピーチティーは何が違う?の解説画像

1食25gでたんぱく質20g・脂質0.1gの軽さ

クリアのピーチティーは、公式サイトの商品説明で「1食(25g)あたりたんぱく質20g・脂質0.1g・炭水化物0.7g・84kcal」と、ピーチティーの数値が明記されています。Impactのように「ノンフレーバー基準」ではなく、フレーバーそのものの値が示されているのは選ぶ側にとって分かりやすい点です。

数値の背景にあるのは、原料が加水分解ホエイプロテイン(WPH)であることです。WPHはたんぱく質以外の成分が少なく、脂質・炭水化物がほとんど残りません。そのため、1食25gという少なめの量でも、たんぱく質20gを確保できます。

脂質や糖質を控えている期間に「プロテインのカロリーまで気にしたくない」という人には扱いやすい数値です。夕方以降のトレーニング後など、食事の総量を抑えたい場面でも組み込みやすいでしょう。

注意点は、公式サイト内でもページの場所によって表記が微妙に異なることです。FAQでは同じピーチティー1食(25g)を85kcalと表記しています。また、ページ下部の栄養成分表はビターレモンの値と注記されているので、ピーチティーの数値として読まないようにしてください。

加水分解ホエイ96%と酸味料が「透明さ」の正体

クリア ホエイ プロテインが白く濁らないのは、原料を加水分解してペプチド状にしているためです。一般的なWPCのプロテインは水に溶かすと白っぽく濁りますが、加水分解したホエイに酸味料・pH調整剤を組み合わせることで、透明に近いドリンクになります。

ピーチティーの原材料は「加水分解ホエイプロテイン(乳成分)(96%)、香料、酸味料(クエン酸)、pH調整剤(リン酸)、消泡剤(ポリジメチルシロキサン、二酸化ケイ素)、甘味料(スクラロース)」です。クエン酸による酸味が加わるので、桃の甘さの後に紅茶のような軽い渋み・酸味が残る設計になっています。

ミルク系プロテインの「もったり感」が苦手で、プロテインが続かなかった人には試す価値があります。また公式サイトでは、2022年欧州スペシャリスト・スポーツ・ニュートリション・アワードで「ベストプロテインパウダー」を受賞したことも紹介されています。

一方で、消泡剤が配合されていても泡は立ちやすい製品です。また、公式FAQでは乳糖を「ほぼ除去しているが完全にゼロではない」と説明しており、乳成分アレルギーの人は摂取しないよう明記されています。「透明=乳成分なし」ではない点は覚えておいてください。

あわせて読みたい
WPIプロテインとは乳糖を削った高純度ホエイ|WPCとの違いと選ぶ基準
プロテインの棚を眺めていると、同じブランドの同じ「ホエイ」なのに、袋に小さく「WPI」と書かれた商品だけ値段がひとまわり高い。牛乳を飲むとお腹が重くなるからWP…

875g・35食分という容量をどう見るか

クリアのピーチティーは、公式サイトで875g(35食分)の容量が販売されています。2026年9月24日時点の表示価格は8,470円(通常価格12,980円)です。

35食分という量は、トレーニング日だけ1杯飲む人なら、週3回で約3か月弱の計算になります。毎日1杯なら1か月強です。Impactの1kg(33食分)とほぼ同じ食数なので、「1袋をどれくらいで使い切るか」という感覚はImpactと大きく変わりません。

夏場のトレーニングや、ランニングなど汗をかく運動と組み合わせる人には、この容量が使いやすいでしょう。ジュースのような飲み口なので、朝の1杯としても続けやすい容量です。

注意点は、ピーチティーの小容量サイズが常にあるとは限らないことです。公式サイトのお試し用クリア ホエイプロテインは1食分単位で販売されていますが、並んでいるフレーバーは時期によって入れ替わります。いきなり875gを買う前に、お試しサイズにピーチティーがあるかを確認してみてください。

📋 スペックカード:クリア ホエイ プロテイン ピーチティー
種類 加水分解ホエイプロテインアイソレート(WPH)
1食あたり(25g) たんぱく質20g・脂質0.1g・炭水化物0.7g・84kcal
飲み方 400mlの冷水に入れ、シェイカーで約15〜20秒振る
公式価格(875g・35食分) 8,470円(通常価格12,980円)

1食あたりいくら?サイズ別の価格とコスパを比べる

Impactは大袋ほど1食が安くなる

Impact ホエイ プロテインは、サイズが大きくなるほど1食あたりの価格が下がります。公式サイトの2026年9月24日時点の表示価格では、250g(8食分)が2,040円、500g(17食分)が3,300円、1kg(33食分)が5,590円、2.5kg(83食分)が13,275円です。

これを公式表記の食数で割ると、250gは1食255円、500gは1食194円、1kgは1食169円、2.5kgは1食160円になります。250gと1kgでは、1食あたりの差がはっきり出ます。通常価格(250gは3,225円、1kgは7,975円、2.5kgは17,975円)で買うと割高になるので、セール価格が表示されているタイミングを狙うのが基本です。

毎日1杯飲む習慣がすでにある人なら、1kgか2.5kgを選ぶとコストを抑えやすくなります。一方、ピーチティーを初めて試す段階なら、250gや500gで味を確かめてから大袋に移るのが無難です。

注意点として、この価格はImpact ホエイ プロテインのサイズ別の公式表示価格で、フレーバーやサイズごとに在庫状況が変わります。ピーチティーがどのサイズで在庫ありになっているかは、購入時に公式ページのフレーバー選択で確認してください。

クリアは1食242円、Impact 1kgより割高

クリアのピーチティー(875g・35食分)は8,470円なので、1食あたりは242円です。Impactの1kg(1食169円)や2.5kg(1食160円)と比べると、1食あたりのコストは高めになります。

割高になる理由は、原料の加工度の違いです。WPCをさらに加水分解して透明にする工程が入るぶん、原料コストが上がります。また、1食の量が25gとImpactより少ないので、1杯あたりのたんぱく質量も20gとやや控えめです。

それでもクリアを選ぶ価値があるのは、「ミルク系プロテインだと続かない」人です。飲まなくなったプロテインは、どれだけ1食が安くても実質的なコストは上がります。自分が続けられる方を選ぶのが、結果的にいちばんの節約になります。

注意点は、クリアはセール時と通常価格(12,980円)の差が大きいことです。通常価格で買うと1食あたりのコストはさらに上がるので、表示価格が下がっているタイミングを確認してから買いましょう。

他社のピーチティー味と並べると見える違い

ピーチティー味のプロテインはマイプロテイン以外にもあり、比較対象としてマイルーティーンとリプトンのコラボ製品「リプトン PEACH TEA ピーチティー風味」があります。600gで4,860円、1食30gあたりたんぱく質21.3g・110kcalという仕様です。

大きな違いは主原料です。リプトンのピーチティー風味はコラーゲンペプチドが主原料で、ホエイプロテインではありません。1食あたりの価格は243円で、マイプロテインのクリアとほぼ同じ水準です。ホエイ由来のたんぱく質を摂りたいのか、紅茶ブランドの味わいを楽しみたいのかで選び方が変わります。

「紅茶ブランドの風味を楽しみたい」ならリプトン、「ホエイで筋トレ後のたんぱく質を補いたい」ならマイプロテイン、という分け方がわかりやすいでしょう。

注意点として、リプトンのピーチティー風味は公式サイトで数量限定・在庫がなくなり次第販売終了と案内されています。定期的に買い続けたい人には、通年で販売されている製品のほうが安心です。

📊 ピーチティー味プロテイン比較(筋トレの教科書調べ)
項目 Impact ピーチティー クリア ピーチティー リプトン ピーチティー風味
主原料 WPC(97%) 加水分解ホエイ(96%) コラーゲンペプチド
1食の量/たんぱく質 30g/21g(商品説明) 25g/20g 30g/21.3g
溶かす量 250mlの水または牛乳 400mlの冷水 150〜200mL程度の水または牛乳
公式価格 1kg 5,590円/2.5kg 13,275円 875g 8,470円 600g 4,860円
1食あたり 169円(1kg)/160円(2.5kg) 242円 243円

※各公式サイトの表示価格(2026年9月24日時点)を公式表記の食数で割った概算。セール状況で変動します。

おいしく飲むための作り方と、よくある失敗

おいしく飲むための作り方と、よくある失敗の解説画像

Impactは水250mlが基準、牛乳にすると別の飲み物になる

Impactのピーチティーは、公式の目安どおり「25~30gを250mlの水または牛乳」で作るのが基本です。まずはこの量で作って、自分にとっての濃さの基準を決めましょう。

水で作ると、桃の香りと紅茶の風味が前に出て、すっきりとしたピーチティーになります。牛乳で作ると乳のコクが加わり、ピーチミルクティーのような飲み口になります。牛乳のぶんエネルギーとたんぱく質が上乗せされるので、間食代わりに満足感を出したいときは牛乳、トレーニング直後に手早く飲みたいときは水、という使い分けができます。

手順は次のとおりです。①シェイカーに先に水(または牛乳)を入れる ②スクープ1杯分のパウダーを入れる ③ふたを閉めて上下にしっかり振る ④ダマが残っていないか確認してから飲む。液体を先に入れると、底にパウダーが固まりにくくなります。

注意点として、牛乳で作った場合は時間を置くと風味が落ちやすいので、作ったらすぐ飲みきるのが基本です。水の量を減らして濃くすると甘さも強く感じるので、薄いと感じたときは少しずつ調整してください。

あわせて読みたい
マイプロテインの飲み方は水250mlが基準|製品別の分量とタイミングを公式値で解説
マイプロテインの袋を開けて、まず手が止まるのが「粉は何杯? 水はどれくらい?」という一点です。付属のスクープは思ったより大きく、袋の裏の表記は製品ごとに違い、ネ…

失敗パターン①:クリアを牛乳で割って白く濁らせる

クリアのピーチティーで起きやすい失敗が、「いつものプロテインと同じ感覚で牛乳で割ってしまう」ことです。公式サイトでも「牛乳で割ると濁るため、水割りが推奨」と明記されています。

原因は、クリアの透明な飲み口が、酸味料・pH調整剤と水の組み合わせを前提に設計されていることです。牛乳を入れると透明さが失われるうえ、酸味のあるフレーバーと乳の風味がぶつかって、どちらの良さも出にくくなります。「思っていた味と違う」という感想の一部は、この作り方が原因になっていることがあります。

対策はシンプルで、クリアは必ず冷水で作ることです。公式の飲み方は「スプーン1杯分(25g)を400mlの冷水に入れ、シェイカーで約15〜20秒振る。透明になったら完成」です。氷を入れてアイスドリンクにする飲み方も公式で紹介されていて、夏場のトレーニング後に向いています。

もしミルク系の味が欲しい日があるなら、クリアを無理に牛乳で割るのではなく、Impactのピーチティーを用意しておく方が満足度は高くなります。製品ごとの役割を分けて考えるのがコツです。

クリアの泡は「一分待つ」で落ち着く

クリアを初めて作った人が驚きやすいのが、泡の量です。公式サイトの別の摂取目安でも「混ぜた後に一分ほどお待ちいただくと、泡が落ちついて」いくと説明されています。泡立つこと自体は製品の性質で、異常ではありません。

泡が立つのは、たんぱく質が水と空気を抱き込みやすい性質を持っているためです。消泡剤が配合されていても、強く長く振るほど泡は増えます。公式の「約15〜20秒」という振る時間は、溶かすのに必要十分な長さの目安です。

泡を抑えたいときは、①冷水を先に入れる ②パウダーを入れる ③約15〜20秒だけ振る ④ふたを開けずに一分ほど置く、の順で作ってみてください。シェイカーの容量に余裕があるものを使うと、泡があふれにくくなります。

注意点として、振りすぎて泡だらけになった状態で飲むと、量のわりにお腹がふくれた感じが強く出ます。時間がないときでも、ひと呼吸置いてから飲むほうが快適です。

⚠️ 作る前にチェック

・Impactは250ml、クリアは400ml。製品ごとに水の量が違うので、同じ感覚で作らない
・クリアは冷水のみ(牛乳で割ると濁る)
・クリアは振ったあと一分ほど置いて泡を落ち着かせる
・どちらも乳成分を含むため、乳成分アレルギーの人は飲まない

買う前に知っておきたい注意点と、合わない人の特徴

失敗パターン②:味を知らずに大袋を買って飽きる

ピーチティーでよくあるもう1つの失敗は、「1食あたりが安いから」と2.5kgの大袋をいきなり買い、途中で飽きてしまうパターンです。2.5kgは83食分あるので、1日1杯のペースでも使い切るまで3か月近くかかります。

原因は、フルーツティー系のフレーバーは好みが分かれやすいことにあります。チョコやミルク系は「毎日飲んでも大きく外れない」味ですが、ピーチティーは香料で作る桃の風味と紅茶の組み合わせなので、「すっきりしていて毎日飲める」と感じる人と「人工的な香りが気になる」と感じる人に分かれます。

対策は、最初は250g(8食分・2,040円)か500g(17食分・3,300円)で試すことです。1食あたりは255円や194円と割高になりますが、合わなかったときの損失は小さく済みます。気に入ったら1kgや2.5kgに切り替える、という2段階の買い方がおすすめです。

もう1つの対策として、2種類のフレーバーを交互に飲む方法もあります。ピーチティーを「気分転換用」に置き、メインはナチュラルチョコレートやヨーグルトにするなど、ローテーションを組むと飽きにくくなります。

実は「ピーチティー=低カロリー」ではない

意外と知られていないのですが、Impactのピーチティーは「フルーツティー系だから軽い」というわけではありません。原料はほかのImpactフレーバーと同じWPCで、公式の栄養成分表(ノンフレーバー基準)では1食30gあたり114kcal、脂質1.9gです。

見た目や名前の印象で「ジュースみたいに軽い」と思いがちですが、ミルク系フレーバーと中身の土台は同じです。エネルギーや脂質を本当に抑えたいなら、1食25gあたり84kcal・脂質0.1gのクリアのほうが数値上は軽くなります。

ここを理解しておくと、「減量中なのにImpactのピーチティーを牛乳で割って1日に何杯も飲んでいた」といったズレを防げます。牛乳で作ればそのぶんのエネルギーも加わるので、減量中は水で作るのが基本です。

注意点として、どちらを選んでもプロテインは食事の代わりではありません。公式サイトでも「栄養バランスの取れた食事を取り、日頃の運動と併せて」使うよう記載されています。プロテインを飲むこと自体が体を変えるのではなく、トレーニングと食事の土台があってこそ意味を持つ、という順番を忘れないでください。

乳・大豆のアレルギーや体質面で合わない人

Impactのピーチティーはアレルゲンとして乳成分・大豆を含み、クリアも乳成分を含みます。乳・大豆にアレルギーがある人は、どちらも選ばないでください。

クリアについては、公式FAQで乳糖を「ほぼ除去しているため比較的安心して摂取いただけます」としつつ、「完全にゼロではないため、重度の方は少量からお試しください」と説明しています。乳糖でお腹がゆるくなりやすい人は、WPCのImpactよりクリアのほうが合う可能性がありますが、体質には個人差があります。

牛乳でお腹の調子を崩しやすい人は、Impactを牛乳で割ると乳糖の量が増えるので、水で作るほうが無難です。それでも不安がある場合や、症状が続く場合は、自己判断せず医師に相談してください。

また、たんぱく質そのものについては、厚生労働省のe-ヘルスネットが「筋肉・臓器・皮膚・毛髪などの体構成成分」と説明しています。体に必要な栄養素であることは確かですが、持病がある人や食事制限を受けている人は、摂取量について主治医の指示を優先してください。

Q Impactのピーチティーの栄養成分は、ノンフレーバーと同じですか?
A 同じではありません。公式サイトの栄養成分表はノンフレーバーの値で、「他のフレーバーの場合は栄養価が異なる場合があります」と注記されています。商品説明上のたんぱく質は1食あたり21gなので、この数字を目安にし、正確な値は届いた袋の裏面表示で確認してください。
Q クリアのピーチティーはお湯で作ってもいいですか?
A 公式の飲み方は「冷水」です。アイスティーのような飲み口を前提に設計されているので、まずは冷水で作ってください。ホットで飲みたい場合は、公式に温かい飲み方の案内がないことを理解したうえで判断しましょう。

マイプロテインピーチティーはどんな人に合う?目的別の選び方

ミルク系が好きで、コスパも重視する人はImpact

普段からミルクティーやカフェラテのような乳系の飲み物が好きで、1食あたりのコストも抑えたい人には、Impactのピーチティーが合います。1kgなら1食169円、2.5kgなら1食160円と、クリアより安く続けられます。

理由は、WPCを主原料とするImpactが「水でも牛乳でも作れる」汎用性を持っていることです。トレーニング直後は水ですっきり、休日の朝は牛乳でピーチミルクティー風に、と1袋で飲み方を変えられます。飲み方を変えられることは、飽きずに続けるうえで地味に効いてきます。

とくに、すでにImpactのチョコレートやミルクティーを飲んでいて「2袋目は違う系統の味にしたい」という人には、選びやすい候補です。同じImpactシリーズなので、1食の量や作り方の感覚をそのまま使えます。

注意点として、Impactのピーチティーは「ミルクティー寄り」の味なので、透明なフルーツティーを期待している人には合いません。その場合は次のクリアを検討してください。

さっぱり系が好きで、トレーニング中にも飲みたい人はクリア

ミルク系プロテインの後味が苦手な人、トレーニング中や直後に水分補給を兼ねて飲みたい人には、クリアのピーチティーが合います。公式サイトでも飲むタイミングの目安として「トレーニング中〜直後」が挙げられています。

理由は、400mlの冷水で作る透明なドリンクなので、ボトルに入れてジムに持っていき、セット間に少しずつ飲むといった使い方がしやすいためです。1食25gで脂質0.1gという軽さも、運動中に飲むときの負担感を減らしてくれます。

夏場に屋外でランニングをしてから筋トレをする人や、ジムでの滞在時間が長い人にとっては、「飲み物として続けられるプロテイン」という位置づけになります。朝食と一緒にジュース感覚で飲む使い方も、公式で紹介されています。

注意点は、1食あたり242円と、Impactの1kgより割高になることです。毎日2杯飲むような使い方をすると、月あたりの負担は大きくなります。クリアは「トレーニング日だけ」と決めるなど、使う場面を絞るとコストとのバランスが取りやすくなります。

あわせて読みたい
プロテインはシェイカーなしでも溶ける|代用7品の実力とダマにしない混ぜ方
プロテインを買ったのにシェイカーが手元にない。あるいは、シェイカーを洗うのが面倒で飲む習慣が止まってしまった。この2つは、プロテインを始めた人がつまずく場所とし…

どちらか迷ったら「牛乳で飲むか」で決める

ここまで比べても迷う場合は、「牛乳で割って飲むことがあるか」を判断軸にしてください。牛乳で割るならImpact、水だけで飲むならクリアを選べば、大きく外すことはありません。

理由は、2つの製品のいちばん大きな違いが「牛乳との相性」だからです。Impactは250mlの水または牛乳で作れる設計、クリアは牛乳で割ると濁るため水割り推奨の設計です。栄養成分や価格の違いよりも、飲み方の違いのほうが「続くかどうか」に直結します。

予算に余裕があるなら、両方を用意してシーン別に使い分けるのも手です。トレーニング直後はクリア、夜の間食代わりにはImpactを牛乳で、というように役割を分ければ、同じピーチティーでも飽きにくくなります。

注意点として、2製品を同時に買うとストックが多くなり、開封後の保管期間が長くなります。公式サイトでも、開封後は蓋をしっかり閉め、高温多湿・直射日光を避けて保管し、なるべく早めに飲むよう案内されています。まずは1つを使い切ってから、もう一方を試す順番が現実的です。

🎯 目的別おすすめ
目的・シーン おすすめの選択 価格の目安(公式表示)
まず味を確かめたい Impact 250g 2,040円(1食255円)
毎日1杯、コストを抑えたい Impact 1kg/2.5kg 5,590円/13,275円
牛乳でピーチミルクティー風に Impact(牛乳250ml) 1kg 5,590円
トレーニング中にさっぱり飲みたい クリア 875g(冷水400ml) 8,470円(1食242円)

まとめ

💪 この記事の結論

ピーチティーはミルク寄りのImpactと透明なクリアの2種類です。牛乳で割るならImpact、水だけならクリアを選びましょう。

✅ 要点チェック
  • ✔ 製品の土台:Impactは乳系、クリアは透明系
  • ✔ 割り方:牛乳を使うかで製品が決まる
  • ✔ 1食のコスト:Impact大袋ほど安く、クリアは割高
  • ✔ 栄養表示の出どころ:Impactはノンフレーバー基準
  • ✔ 最初のサイズ:小袋で味を確かめてから大袋へ

まずは、自分がプロテインを「牛乳で割るか、水だけで飲むか」を決めてください。それだけで選ぶべきピーチティーが決まり、あとは小さいサイズから試すだけです。

※価格・在庫・栄養成分は2026年9月24日時点の公式サイトの表示です。最新情報は公式サイトでご確認ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

筋トレの教科書編集部です。テーマに関する基礎知識や選び方を、公式情報など確認できる情報をもとに編集しています。掲載後も定期的に見直し、変更があれば更新します。

コメント

コメントする

目次